猫が突発性膀胱炎発症してからその後の経過 愛猫ペルシャ7歳のエポが突発的に膀胱炎になり、急遽即入院という事態になり、 1/18(土)即刻入院→3日間入院→1/20(月)検査結果がわかり、とりあえず退院となり、 一週間後の1/27(月)再診でエポを連れていきました。 これまでの愛猫エポちゃんの病気についての経緯など、記事...
注意!人気の20品種!猫種別かかりやすい病気とは?
スコティッシュフォールド(Scotttish Fold)
スコティッシュフォールドは折れ耳がたち耳よりも可愛いので大変な人気で、
求める人が多いですが、覚えておきたいのは、このスコティシュの折れ耳の形は元々、
骨瘤(遺伝性骨形成異常症)という軟骨にコブのようなものができる遺伝性の疾患を
持っているためです。
骨の成長に伴って発症することが多く、
主に関節痛と歩行困難などの症状を伴いますので、
十分に日頃の様子を観察し、異常な様子ならすぐにかかりつけの獣医さんに
診てもらうようにしてください。
折れ耳だからこそ可愛いのですが、その可愛らしい見た目を残すために
近親交配が行われた結果です。
折れ耳のスコテイッシュ同士の無理な交配をさせないことが唯一の予防法といえます。
また代表的な「スコ座り」は可愛いですが、
「スコ座り」をするのは「手足が痛いから」と推測されることもあります。
「スコ座り」を頻繁にしているようなら、一度骨に異常がないか確かめに、
動物病院を受診する必要があります。
ペルシャ(Persian)
ペルシャは、鼻からあごまでが一直線に伸びていて、低い鼻が可愛くてとても魅力的
ですが、鼻の低い顔立ちの猫は目の病気にかかりやすいで注意が必要です。
結膜炎、流涙症=涙やけ、多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)
→腎臓に水が溜まった袋ができてしまう事により、腎臓の働きが低下します。
猫の腎臓は人間よりもはるかに小さく、腎機能が低下すると死にいたります。
予防方としてはとにかく日頃からキレイな水を飲める環境が必要です。
肥大型心筋症、毛球症、熱中症、などにもかかりやすいので注意しましょう。
ラグドール(Ragdool)
ラグドールは、病気にかかりやすいとされています。
主に、毛球症、肥大性心筋症、尿結石、など。
日頃から体調の変化をよく確認し、尿の量や色がいつもと違ったり、
排尿回数が急に多くなるなどの変化にいち早く気づきたいものです。
長毛種のため、毛玉もできやすく皮膚病になりやすいため、
日頃からブラッシングをまめに行い定期的にトリミングをするようにしてください。
メインクーン(Maine Coon)
メインクーンはの遺伝性の病気として、脊髄の神経が消失する「脊椎性筋萎縮症」や
腎臓の病気である「多発性嚢胞腎」「肥大性心筋症」などがあげられます。
日頃の様子をスキンシップも兼ねて、チェックし、いつもと違う症状が見られたら、
早めに動物病院で受診してもらいましょう。
もともと運動が大好きな猫なので、運動をしたがらない。
動かずじっと寝てばかりいるようなら要注意です。
マンチカン(Munchikin)
マンチカンは、椎間板ヘルニア→犬のダックスフンドのように
腰に負担がかかりやすい猫だといわれています。
特にスコティッシュフォールドと掛け合わせがされた
折れ耳・垂れ耳のマンチカンは、関節や骨、内蔵などに異常がある事が多いので
遺伝的疾患のない健全に交配された良い環境で育てられた猫を選ぶようにしましょう。
変形性関節症、外耳炎、毛球症(長毛の場合)、
漏斗胸(ろうときょう)=先天的に肋骨の一部がへこんでいる病気、など。
アメリカンショートヘアー(American Shorthair)
アメリカンショートヘアーは、運動が大好きなので、
運動しないとストレスが溜まりやすい猫です。
太りやすい体質なので肥満に要注意です。
「肥大性心筋症」は遺伝の可能性が指摘されています。
糖尿病、心筋症、急性腎不全、皮膚炎、皮膚病、などにも
かかりやすい病気の猫とされていますので、注意が必要です。
ノルウェージャンフォレストキャット(Norwegian Forest Cat)
ノルウェージャンフォレストキャットは、糖尿病にかかりやすい猫といわれています。
筋肉質な体つきを保つために高カロリー高タンパクの食餌を摂るので、
肥満になりやすいのです。肥満は糖尿病の大敵。
特に、不妊手術後やシニア期にはフードを変えたり、運動をしっかりさせるなど、
日頃からの管理は怠らないようにすることが予防法となります。
「眼瞼内反証(がんけんないはんしょう)」
→まぶたが内側に反り返ってしまう病気になりやすい猫ともいわれています。
まばたきする度にまつげや被毛が眼球を刺激するので角膜炎や結膜炎を
引き起こしてしまいます。
目をシバシバさせていたり、瞼が痙攣している症状が見られたら
すぐに動物病院で診てもらってください。
「毛球症」「熱中症」などは、長毛種全体にいえることですが、注意が必要です。
アビシニアン(Abyssinian)
アビシニアンの遺伝的病気として、「視覚障害」を起こしやすいと言われています。
先天的なものと後天的なものがあり、網膜変性症は視覚障害のひとつで、
症状としては、普段より目が光って見えたり、明るい場所でも瞳孔が開いた状態
だったりということがあります。
原因の多くは先天性のものですが、栄養不足などが原因で
タウリン欠乏性網膜変性症となる場合もあります。
後天性の病気を発症させないように
普段から栄養バランスの良い食事と早期発見、タウリンの摂取などで
予防につなげましょう。
「内臓機能障害(アミロイドーシス)」→タンパク質が腎臓などに沈着して
引き起こされる内臓の機能障害でアビシニアンが特にかかりやすい病気のひとつです。
原因は明確にわかっていません。
発症すると元気がなくなり、動きたがらないなど、
アビシニアンは、コミュニケーションを取るのが好きなので、
わかりやすい症状が多く「いつもと違うな」という不調のサインを小さな声で
出す子もいます。
早めに動物病院で受診してもらいましょう。
甲状腺機能低下症、拡張型心筋症、重力筋無力症などにも注意が必要です。
エキゾチックショートヘアー(Exotic Shorthair)
エキゾチックショートヘアーは、「多発性嚢胞腎(たはつせいじんほうぜん)」に
かかりやすいとされています。
症状としては、腎臓に水のたまった袋(嚢胞)ができて、
腎臓の働きが低下してしまう病気です。
遺伝性の病気で、親猫のどちらかがこの病気の遺伝子を持っていると、
子猫は約50%の確率で発症してしまうといわれており、
3~10歳くらいで症状が現れることが多いです。
この病気は残念ながら有効な治療法がなく、
進行を少しでも遅らせて症状をやわらげるための対症療法を行っていきます。
水をよく飲むようになったり、おしっこの量が増えた等の症状が見受けられたら、
すぐに動物病院で診てもらいましょう。
「流涙症」は鼻ぺちゃ顔の猫に多い病気です。
目と鼻の距離が短い顔の骨格のため、鼻涙管が詰まりやすく、
涙が鼻の奥にうまく排出されずに目からあふれてしまい、
茶色く変色して涙やけとなったり、目やにがひどくなる等の症状が見られます。
目の周りが常に湿っているため、雑菌が繁殖しやすく、炎症を起こしたり皮膚病になったりすることがあるので、細目に涙を拭き取ってあげることが大切です。
「白内障」エキゾチックショートヘアーが先天的にかかりやすい病気です。
眼球の中にある水晶体が白く濁ってしまうため、壁やモノにぶつかったり、
行動範囲が狭くなります。初期の場合は点眼や飲み薬で症状を軽減して進行を
遅らせることが可能ですが、完治には至りません。
重度の場合は外科手術が必要となってきます。
日頃から目の色は正常かなど細目にチェックするようにしましょう。
サイベリアン(Siberian)
サイベリアンは、もともと厳寒の地が発祥の猫のため、「熱中症」には
十分な注意が必要です。最もかかりやすい代表的な病気として筆頭にあげられています。
被毛がトリプルコートで寒さに負けないように分厚く細密な毛を持っているためで、
真夏にはエアコン等で28℃以上にならないように注意が必要です。
その他、気をつけないといけない病気は、長毛種特有の「毛玉症」
「肥大生心筋症」、「多発性嚢胞腎」、「口内炎」などにも注意が必要です。
ソマリ(Somali)
ソマリの遺伝的疾患として「溶血性貧血」があります。
残念ながら日本では、この病気を特定できる検査が遅れているため、診断される
ケースは少ないようです。
貧血を起こすと、人間の場合とよく似ており、倦怠感、食欲不振になります。
こうなると活発に運動できなくなります。
飼い始める際に血筋を確認したり、十分に健康状態を確認することが大切です。
ロシアンブルー(Rossian Blue)
ロシアンブルーの遺伝性の病気は報告事例はないですが、猫としてかかりやすいと
言われる「泌尿器系」の病気や、肥満やストレスが原因となって起こる病気にかかってしまう場合があります。
ロシアンブルーのかかりやすい病気の筆頭にあげられるのが、「尿路結石症」です。
腎臓や尿管、膀胱や尿道などに結石ができてしまう病気です。
これは、ロシアンブルーだけに限らず猫全体にかかりやすい病気ともいえます。
「糖尿病」にも注意が必要です。食欲旺盛な猫でゴハンをよく食べるので
欲しがるままに与えていては、肥満になってしまう可能性があります。
普段から食事量のコントロールや適度な運動での予防を心がけてください。
ロシアンブルーはストレスを感じやすい猫種のため、ストレスを感じさせないためにも、
安心できる一人の空間(段ボールやハウス等)を作ってあげることが大切です。
また、運動不足からくるストレスもありますので、一人遊びが出来るオモチャや上下運動が出来る環境を整えてあげることが大切です。
ヒマラヤン(Himalayan)
ヒマラヤンのかかりやすいとされている主な病気は、「肥大性心筋症」
(その名の通り心筋が中心に向かって肥大していく病気。
肥大するのは主に左心室で、肥大する事によって拡張障害を引き起こします。
また、肥大性心筋症最大の特徴としては、甲状腺機能亢進症等の明らかな原因がないのにも関わらず、肥大を引き起こすというものです。
初期の段階では無症状の場合が多く、元気がなくなったり、食欲が低下したり、
咳や、呼吸が荒くなるなどの症状がみられます。
また、「多発性嚢胞腎」(たはつせいのうほうじん)は先天性である場合が多いです。
猫の成長と共に腎臓に発生した小さな嚢胞がゆっくりと数を増やしながら肥大し、
結果的に腎不全を引き起こす病気です。
猫の成長と共に腎臓に発生した小さな嚢胞がゆっくりと数を増やしながら肥大し、
結果的に腎不全を引き起こす病気です。
定期的な健康診断や、日頃から飲水量、オシッコのチェック等を行い、食欲減退、
多飲多尿、体重減少等の症状には十分に注意し、何よりも早期発見での適切な治療が大切です。
「短頭種気道症候群」エクストリームと呼ばれる鼻ぺチャの品種は、鼻腔狭窄の発症率が高く、鼻をグーグーとブタ鼻のように鳴らしたり、呼吸が荒くなったりする症状が表れます。症状が悪化すると呼吸困難により、チアノーゼを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
その他かかりやすい病気として「眼瞼内反症」「流涙症」「毛球症」「熱中症」があげられます。ヒマラヤンの健康管理は、日頃のケアがとても重要になります。
目や鼻の周りを濡らしたガーゼ等で拭きとる、ブラッシングする等のケアをこまめに行い、少しでも異変を感じた場合は、些細な事であっても獣医師に相談する事で、
早期発見がなにより大切です。
目や鼻の周りを濡らしたガーゼ等で拭きとる、ブラッシングする等のケアをこまめに行い、少しでも異変を感じた場合は、些細な事であっても獣医師に相談する事で、
早期発見がなにより大切です。
シンガプーラ(Singapura)
シンガプーラは遺伝的に「貧血」を持っている個体もあるといわれています。
元気で活発な猫なので、寝てばかりいるというような場合は、動物病院での健康診断で
「貧血」の可能性があるかどうか診てもらい、的確な治療が必要となります。
また「皮膚系の病気」もシンガプーラは注意が必要です。
活発で人懐こく繊細な性格ゆえ、ストレスがたまるとお腹や手足等、
過度にグルーミングをするようになり、皮膚炎を起こしやすくなります。
環境による細菌感染なども起こしやすい傾向にあるため、グルーミングの回数が
増えているときは十分に気をつけましょう。
ベンガル(Bengal)
ベンガルは、近年明らかになった遺伝性疾患として、
ピルビン酸キナーゼという赤血球細胞のエネルギー代謝で重要な役割を果たす酵素の欠損によって、
赤血球が破壊されて「溶血性貧血」を起こす遺伝子疾患があるといわれています。
症状としては、断続的な軽い貧血や倦怠感、食欲不振などです。
この病気を持っているかどうかは遺伝子検査によって把握することができます。
ベンガルは活発でよく走り回るため、何かにぶつかって目に外傷を負う可能性が高いため、
眼の表面にある角膜がウイルス感染や外傷が原因で炎症を起こす病気として
「角膜炎」になりやすいといわれています。
症状としては、まばたきが増えたり、激しい目の痛み、目をやたら掻いたり、流涙、
瞳が濁ったりしてきます。
予防法としては、ぶつかっても怪我をしないように家具の保護をしたり、
ベンガルが自分の爪で目を傷つけないようにこまめに爪切りをするようにします。
角膜炎の治療は点眼薬や内服薬による治療が一般的ですが、
発見が遅れると外科手術となり、ベンガルにとって負担になってしまいます。
また角膜炎を放っておくと「角膜潰瘍」といって角膜がただれてしまうほどに進行し、
ついには「角膜穿孔」といって角膜に穴が開いて失明してしまう可能性もあるので、
ベンガルの行動や目に異常を感じたらすぐに動物病院に連れて行ってください。
またベンガルは、ストレスを感じやすい猫だともいわれています。
ストレスを感じる要因としては、
①運動不足 ②飼い主がかまってくれない ③環境の変化に非常に敏感などがあります。
ベンガルに関しては、特に気をつけたいこととして、環境を急激に何回も変えない、
活発な性格ゆえ、たくさん運動でき、運動するスペースには置物に気をつけてあげる、
日頃からよくスキンシップをはかり、いつもと違うところがないかを確認することが
大切です。
シャム(Siamese)
シャム猫は、眼や腎臓、泌尿器の病気や糖尿病など様々な病気にかかりやすいと
いわれています。
「先天性難聴」青い目や白い毛を持つ猫には、先天性難聴である可能性が高いといわれて
います。大きな音・声を立てても反応しない場合は、獣医に診てもらうようにして下さい。
「進行性網膜萎縮(変成)症」シャム猫は目と腎臓の病気にかかりやすい猫です。
進行性網膜萎縮(変成)症は、遺伝性の目の疾患で、最悪の場合は失明にもつながる病気。
4〜5歳頃に発症することが多く、夜間の視力が徐々に低下して進行していきます。
「眼球震とう」目が上下左右に小刻みに動いていたり寄り目になってしまう、
眼球震とうもシャム猫がかかりやすい病気です。寄り目になることで視野が狭くなってしまい、
ものを立体的に見ることが苦手になってしまいます。日常生活に支障はありませんが、
このようは症状の場合は、獣医に相談するようにしたほうがいいでしょう。
「慢性腎不全」シャム猫の慢性腎不全発症率は他の猫の2倍にもなるといわれています。
油断は禁物です。普段の生活を注意深く見て、食欲不振や体重の減少、多飲多尿などの変化が見られる場合は、早めに動物病院にて診察してもらってください。
「糖尿病」シャム猫にとって警戒すべき病気です。糖尿病になってしまうと、
他の臓器や血管などにも悪影響を及ぼしてしまう可能性もあり、
治療法は食事療法とインシュリン注射という人間と同じ治療を行うことになります。
日頃の食生活や運動量に気を遣って、太りすぎには充分に注意するようにして下さい。
シャム猫はタイの王族や僧侶の寵愛を受けてきた「門外不出の宝」とまでいわれた
猫のルーツがあります。それゆえ、かなり甘えん坊な半面、大変活発で
運動が大好きで好奇心旺盛な猫のため、怪我をする機会も多いです。
少々落ち着きがなく、運動ができないとストレスを感じてしまいます。
また常に愛情を感じていたいタイプで、非常に繊細、静かな環境が望ましいです。
できるかぎりストレスをためさせないように遊んであげましょう。
バーマン(Birman)
バーマンは、「先天性乏毛症」「角膜デルモイド」「海綿状変性」
「尿素、血液中のクレアチニン異常」などにかかりやすいといわれています。
「先天性乏毛症」
稀に、生まれた時から被毛がなかったり、胸腺形成不全という病気を持って産まれる場合があります。
免疫の欠乏を引き起こしますので感染症のリスクが高まり、最悪の場合死に至ります。
「角膜デルモイド」
先天性の病気で、角膜と白目の境に腫瘍ができる病気です。
脂肪組織や毛の組織が腫瘍となったもので、良性ではありますが手術が必要
となってきます。
「海綿状変性」
猫版の狂牛病です。大脳の中枢神経系に異常が生じます。
後ろ脚が弱くなり、勝手に動いてしまい、狂牛病を持つ動物の脳が
含まれたキャットフードが感染の原因ではないかともいわれています。
フードの成分には、十分に注意しましょう。
「尿素、血液中のクレアチニン異常」
腎臓の機能になんらかの障害が起こっている時などに、
尿素や血液中のクレアチニンの値が異常に高くなることがあります。
クレアチニンは、体に不要なものの一つで、尿以外では体の外に排出されないため、
尿が作れなくなってしまいます。腎臓が悪くなってきているかどうかは、動物病院での
尿検査や血液検査などからわかります。「慢性腎臓病(CKD)」にも十分に
気をつけてあげましょう。
エジプトシャンマウ(Egyptian Mau)
エジプトマンシャウは運動能力が高く、人見知りでおとなしい性格なので、一人でも遊ぶことができます。
飼い主にも従順なので、手のかからない猫種です。
活発なゆえ、特にかかりやすい代表的な病気は、「皮膚疾患」や「目の病気」
のリスクがあります。日頃から皮膚や目の状態には気をつけてあげましょう。
また美しい斑点模様が特徴なので、ブラッシングをしてきれいな模様が出るように
してあげましょう。
「白内障」この猫種は、白内障にかかりやすい特徴があります。
原因としては、外傷や子猫時代の栄養不良などです。
症状は、目の奥が白っぽく濁りものが見えにくくなるので周囲の物にぶつかったりなど
動作がぎこちなくなります。
光をまぶしく感じるので、猫が暗い片隅に小さくなっていることが増えます。
治療法としては、初期症状であれば点眼や服用薬によって対処します。
進行が進んでいる場合は手術が必要になることもありさらい進行すると
手術すらできなくなることもあります。
外傷や栄養不良、他の眼科疾患が進まないよう気をつけ、
気になる症状が出たらすぐに獣医さんに連れて行きましょう。
「皮膚疾患」皮膚疾患にかかりやすいといわれています。
皮膚疾患の原因はさまざまなものがありますが、アレルギーや日光に当たりすぎた場合、
ダニやノミなどの虫が原因になることもあります。
症状としては、皮膚が乾燥してフケのようなものが発生し、かゆみが出たり炎症や発疹が
発生して脱毛することもあります。
猫がかゆがったり皮膚に炎症が起きている場合は、早めに獣医さんに連れて行きましょう。
治療としては、その疾患に対応した処置をします。早期対処が肝要な症状です。
「尿路結石」この猫種は尿路結石にかかりやすいです。
尿路結石は、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに石や砂ができる病気です。
これにかかると、血尿がでたり、猫が頻回にトイレに行くにもかかわらず
尿が出にくかったり、排尿時に痛がることがあります。
重症になると尿が出なくなり、食欲もなくなりますし、ひどくなると命に関わってきます。
水をあまり飲まなかったりビタミン不足、抵抗力の低下などであると言われています。
軽ければ薬で石を溶かして流すことができますが、石が大きくなっている場合は
手術が必要となります。
ターキッシュバン(Turkish Van)
ターキッシュバンは、人間の好みで生み出された猫ではなく、古くから自然発生して
現在まで存在してきた猫のため、体は丈夫で遺伝疾患は少ないとされています。
気をつけたい病気として「肥大性心筋症」「聴覚障害」「皮膚炎」があげられます。
「肥大性心筋症」この猫種は、まれに肥大性心筋症を発症することがあります。
心筋が肥大して、心室壁が厚くなってしまい、心臓の収縮がうまく行われなくなり、
血液の量が減ってしまいます。その結果全身に血液が足りなくなり苦しくなってしまいまう病気です。
原因は遺伝子の変異といわれています。呼吸困難、後ろ足の血管のマヒ、失神、
そして最も怖いのが突然死です。
自覚症状があまりなく事前に病気を見つけることが困難ですが、猫が口を開けて呼吸するなどの
通常とは違う様子が見られたら早急に獣医を受診してください。
早期発見し、1年に1回は健康診断を受けるようにしましょう。
「聴覚障害」白い被毛でオッドアイの猫は時折、聴覚障害を発症することがあります。
これはターキッシュバン特有の病気だけというわけではないですが、ターキッシュバンは
被毛の大部分が白く、オッドアイが発現しやすい品種でもあります。
ターキッシュアンゴラという猫種にも関連します。
「皮膚炎」人の手があまり加えられていないターキッシュバンは、
特になりやすい病気というものはありませんが、現代病ともいわれる皮膚炎は、
添加物が多く含まれたキャットフードによるアレルギーや、エアコンなどの機械から
排出されるハウスダストには注意しましょう。
皮膚疾患は、一度なると、原因の特定が難しく完治に時間がかかってしまいます。
なによりも日頃からのスキンシップでのボディーチェックで、早期発見が重要です。
同じ部分をしきりに気にしているようなら、皮膚疾患の疑いがありますので
早めに動物病院で診てもらいましょう。
ジャパニーズボブテイル(Japanese Bobtail)
ジャパニーズボブテイルは、「猫パルボウイルス感染症」にかかりやすいと
いわれています。「猫汎白血球減少症」や「猫ウイルス性腸炎」などとも呼ばれる病気
です。死亡率の非常に高い病気で、嘔吐や下痢などの症状がみられます。
ウイルスの感染力が非常に強く、自然界では1ヵ月くらい感染力を持ったまま
存在できるといわれています。感染した猫の環境下でのおもちゃや毛布などに接触するだけでも
感染することもあります。
猫同士で感染し、人間や他の動物にはウイルスの型が違うため感染することはありませんが、
感染猫に触った手で他の猫をなでて感染させてしまうという可能性もありますので、厳重な注意が必要です。
猫パルボウイルスは、石鹸やアルコールでは死滅しません。
嘔吐物や下痢便が付着したものは、処分しましょう。
初期の症状は、発熱や食欲不振など、感染経路も非常に幅広いため、万が一発症したら、
入院して治療することになります。
対症療法を行って体力の回復を待つ以外、治療方法はありません。
予防法としてワクチン接種を徹底する必要があります。
循環器系の病気 先天性門脈体循環(もんみゃくたいじゅんかん)シャント
犬猫にかかる病気で門脈体循環シャントがあります。
「シャント(短絡)」とは、ショートカットする、といった意味です。
門脈体循環(もんみゃくたいじゅんかん)シャントとは、「門脈という血管」から「体循環の血管」
へ「シャント(ショートカット)」している血管がある、という意味となります。
先天性門脈シャントは、肝臓に流れていくはずの門脈の血液が、
大静脈などの全身を回る血管に流出してしまう病気で、
出生時に本来ならば閉じているはずの胎児血管が残ってしまう(肝内シャント)
胎児期に通常とは違う走行をした血管が形成される(肝外シャント)などの、
門脈と呼ばれる血管の異常です。
猫種に関わらず、生まれて間もない子猫が遺伝により発症するケースです。
ほぼ1歳未満で発症します。
【門脈体循環シャントの症状】
他の子に比べて成長が遅い、体が小さく痩せている、
食後のよだれ・てんかん発作、徘徊、昏睡、下痢、嘔吐などの異常行動や
血尿、尿路結石による尿通過障害などが見られます。
血液検査で異常や体格・行動の症状が少ない場合やほとんどない場合がありますが
この病気は年齢とともに進行するため、治療をしないと肝臓が取り返しのつかないダメージを受け、
肝性脳症という脳損傷など非常に重篤な状態になり恐ろしい病気といわれています。
【確定診断方法】
詳細な確定診断をするためには、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、尿検査等で疑いを持ち、
CT検査、肝生検、門脈造影検査等を行います。
こうした高度な設備のある病院選びも大切になってきます。
【治療方法】
外科治療:シャント血管が肝臓の外部にあるか内部にあるかにより難易度やリスクが異なります。
様々な方法で異常血管を閉鎖し、肝臓(門脈)への血流を増やし正常化させていきます。
術式は、術式は開腹手術または腹腔鏡手術となります。
肝臓内の血管の発達が未熟な場合は、一度に閉鎖してしまうと後々
門脈高血圧症(腹部の痛み、出血性下痢、腸内毒素によるショックなど)による死亡、
または後天性PSSを引き起こす可能性があるため、根治対症から外れてしまうため
肝臓内の血管の発達を促す目的で段階的に異常血管の閉鎖を行い、複数回の手術を行う場合もあります。
本的な解決法は、本来は無いはずの異常血管を手術にて治療することがベストです。
内科治療:点滴/食事療法/解毒剤/抗てんかん薬/等により、アンモニアの発生、吸収を抑えるための薬、
腹水のコントロールを行う等の緩和治療で症状の改善を試みます。
※ただ残念なことに肝臓や全身へのダメージに対しての効果は少なく悪化を防ぐことはほとんどできないとも
いわれています。
大切な小さな命、大切な家族の一員です。
ぜひとも信頼のおける主治医、技術、経験、設備、等のある動物病院で
しっかりと治療相談をしていきたいですね。
最後に
***********************************************************************************
いかがでしたでしょうか。
代表的な人気猫20品種のかかりやすい病気を取り上げました。
どのネコちゃん達にもいえることですが、猫は大変我慢強い生き物です。
猫がかかりやすい病気の筆頭に挙げられるのが泌尿器系の病気となります。
↓
「慢性腎臓病(CKD)」
「尿石症(尿路結石症)」
「膀胱炎」
猫は体に対して腎臓が小さく、そのため濃い尿を作るため泌尿器の病気に
とてもかかりやすいのです。
悲しいことに腎臓の細胞は一度壊れると再生しません。
※腎臓は身体の老廃物を尿として排出する器官で、
「ネフロン」という組織が集まって構成されています。
腎臓1cm3あたりのネフロンの数が、犬の10,300個に対し、ネコでは7,900個と少ないため、腎臓病にかかりやすいのです!ねこ検定 中級・上級編より
腎臓機能に負担をかけないように日頃から水分摂取を十分にしてあげ、
ケアーでリスクを減らすことが最も大切です。
よく遊び、よく食べるので肥満による糖尿病にも気をつけてあげましょう。
猫の1年は人間の約4年分だといわれており、病気も早いスピードで
進行してしてしまいます。
**********************************************************************************
猫を飼い、猫と暮らす上で、猫は大事な家族です。
猫の病気予防、早期発見、治療のためにも、猫がかかりやすい病気の知識を
知っておくことは飼い主として、大切なことですね。
メールフォーム
当サイトに関しまして、お問合せ事項などございましたら、
下記フォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押して下さい。
下記フォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押して下さい。
こちらからメッセージをお送りください。
※お名前は、ハンドルネームでも可
※お名前は、ハンドルネームでも可