猫が突発性膀胱炎発症してからその後の経過 愛猫ペルシャ7歳のエポが突発的に膀胱炎になり、急遽即入院という事態になり、 1/18(土)即刻入院→3日間入院→1/20(月)検査結果がわかり、とりあえず退院となり、 一週間後の1/27(月)再診でエポを連れていきました。 これまでの愛猫エポちゃんの病気についての経緯など、記事...
猫のもっともかかりやすい病気とは
猫は腎臓のネフロンの数が少ないです。その数は、記事中に明記しています。
体に対して腎臓が小さいため、濃い尿を作るため、腎臓への負荷がとても高いのです。
濃い尿を作る猫は、泌尿器系の病気にかかりやすく、
腎臓の構造上、発症しやすいのが「慢性腎臓病」です。
猫の宿命ともいわれています。
高齢ともなると死因なる代表的な病気です。
腎臓病の初期症状(兆候)は?
遺伝的・構造的に腎臓病を患いやすく、尿の量と飲水量が増える「多飲多尿」が
腎臓病の初期症状として挙げられます。
飼い主が、非常に気づきにくい症状なので、こまめな検診を受けることが大切です。
なぜ猫は腎臓病にかかりやすいのか?
腎臓は、体の中の老廃物を尿として外に排出する器官です。
老廃物を輩出するには腎臓の「ネフロン」という構造物が必要とされていますが、
猫は腎臓の大きさに対してこのネフロンの数が少ないため、
どうしても腎臓病にかかりやすくなってしまうのです。
「ネフロン」の数を犬と比較すると?
「ネフロン」は腎臓1cm³あたりのネフロンの数が、犬の10,300個に対して
猫では7,900個と少ないため、腎臓病にかかりやすいのです。
猫では7,900個と少ないため、腎臓病にかかりやすいのです。
腎臓機能の低下チェックは早期発見・治療が大切
動物病院にて、血液検査やレントゲン、尿検査をすることで具体的な病名を
知ることができます。
腎臓の機能のほとんどを失うと死に至りますので、早期発見、治療が重要です。
飼い主ができる予防方法
■腎臓病の治療において、自宅で最も気をつけなければならないことは、猫の脱水症状です。
猫によって好みの水があり、ぬるま湯、冷たい水、かつおぶしのついた水など、
猫がすすんで飲めることを最優先に考えたお水を用意してあげるのが良いでしょう。
■塩分の多いものは、絶対に与えないでください。
人間の味覚からしたらほんの少しの塩加減でも
猫にとっては非常に大きな割合の塩分となります。
猫に与えるなら、味のついていない刺身や蒸し鶏(ささみなど)なら大丈夫です。
ただし、ツナ缶など味がついたものは、NGです。
猫の1年は人間の約4年分にあたる!
猫の宿命の病気ともいわれている「慢性腎臓病(CKD)」について解説いたしました。
猫の1年は人間の約4年分だと言われています。
病気も非常に早いスピードで進行してしまいます。
腎臓の細胞は一度壊れると再生しないということは、とても恐ろしいことです。
飼い主の日頃のケアーで、日頃のフード選びやお水など、十分によく考えて選んで与えて
あげ、少しでも猫の腎臓に負担がかからないように、リスクを減らすこと、
可愛い愛猫に病気にかからないための生活を提供してあげることが何よりも大事ですね。
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