愛猫とのお別れがきたら

人間よりも確実に早くあの世へ行ってしまう愛するペット、ネコちゃん!
あまり考えたくはないのですが、もし、かけがえのない家族同然の愛するペットを
失ったらどうすればいいのでしょうか?
いつか来るその日の前に知っておきたいことがあります。

大切な猫の死・・・本当にどうしても考えたくないことですが・・・。
でもお別れはいつか必ず訪れます。


愛する猫と最期まできちんとつき合うため、「お別れ」の方法については、

亡くなった直後は、悲しみのあまり気が動転し、どうしても冷静な判断力が失われます。

でも愛するペットの旅立ちをきちんと見送ることは、飼い主が「最後にしてあげられること」。

一緒に過ごしたたくさんの思い出を胸に、最後のお別れです。

猫とのお別れで覚悟すること
■生き物である限り、死は避けられないこと。最期まできちんと見送りましょう。
■猫が亡くなったら、遺体を清め、棺に納めて、埋葬方法を決めて最期のお別れを。
■ペットロスは誰にでも起こること。思いきり泣いて悲しみを吐き出すことも必要。時薬ともいい、時が必ず解決してくれます。

猫が亡くなったとき・・・どんな方法をとったらいいのでしょうか。

ねこが亡くなってしまった時、葬儀などについては、
まずはかかりつけの獣医さんに聞いてみるのが一番です。


獣医さんはたいてい火葬や葬儀に関する情報を持っていますので、
相談すればいくつかの施設を紹介してくれます。

猫が亡くなったときの2つの方法

大きく分けて、2つの方法を知っておくとよいです。
1.自治体に依頼する方法
2.ペット葬祭業者に依頼する方法

1自治体に依頼する方法

自治体に依頼する方法では、悲しいことに、ペットは「一般廃棄物」としてごみと一緒に
焼却されてしまいます・・・。


飼い主にとって耐えきれない対応です・・・。

火葬の手数料は、ネコちゃんで大体千円~三千円位、無料の自治体もあります。

2ペット葬祭業者に依頼する方法

ペット葬祭業者に依頼すると、費用は他のペットちゃんと一緒の合同火葬だと
ネコちゃんの場合、平均的に1万円~2万円位。返骨はありません。


個別火葬(立会い火葬)にすると、
読経があり、大体3万円前後です。

葬儀、火葬、お骨拾いまでを立会い、お骨ツボ、袋などが別途料金となります。


その他、祭壇葬、永大埋葬料、お墓など、いろいろな名目で別途料金がかかることもあります。

動物病院がペット葬祭業者を紹介していることもあります。

ペット葬祭業者に依頼すると、まるで人間の葬儀と手順、流れはほとんど変わらないところもあります。
家族の一員だったペットとのお別れなのですから。

あなたはどのようにペットのお見送りをしますか?

どのようにお見送りするのかは、飼い主次第の判断となります。
ペットブームで、ペットショップもペット葬儀業者も増えてきています最近です。

気をつけないといけないのは、飼い主の気持ちにつけこむ悪徳業者です。
特にトラブルが起こりやすいのが、ペット葬儀に関する法的な取り決めがないことをいいことに、
ペット葬祭業者で法外な料金をとるところ。やっぱり、事前にシッカリと料金見積りや相談をするべきですね!

ペット葬儀料金の相場

平均的な葬儀料金の相場を調べてみました。
■ペット葬儀料金の例
・5キロ未満の小型犬、猫の場合 → 合同葬2万円・個別葬(返骨)3万円
・20~35キロの大型犬:合同葬3万円・個別葬(返骨)4万円
・小鳥、ハムスター等の小動物の場合→合同葬1万円・個別葬(返骨)2万円

(全国ペット葬祭業協会加盟業者の平均的な料金)

火葬・埋葬について

実際飼い主自身も最愛の猫を亡くした時の場合ですが、数十年前になりますが、
棺(といっても当時はダンボールの箱)には、今までの思いをお手紙として書き綴り、
お花をいっぱい入れてあげて、
大好きだったオモチャ等をいれ、涙ながら最期まで見届けました。
注意として、火葬の際には、燃えないものは入れないようにしましょう。


獣医師の紹介で個別葬と供養、お経をあげてもらいました。

その上で、動物霊園にて合同にてのお墓に埋葬をしました。
みんなと一緒に遊べるからそのほうがいいのではというお話を

霊園の方から言われたこともあります。


もちろん個別にペットのお墓や納骨堂も見せてもらいましたが、
いつか自分がこの子に出会えるかもしれないことを思ったら

それまでは、合同の埋葬のほうが良いと思ったからです。

また、可愛がっていた猫の遺骨を部屋に置くことは悲しすぎてとてもできませんでした。

今は、動物霊園でみんなと仲良く元気に暮らしていると思います😇

愛するペット、最愛の猫は、桜満開の4月1日に静かに息を引き取りました。

16年間の猫生でした。人間年齢でいうと約80歳の生涯です。
まるで眠っているかのような安らかな顔でした・・・。

家族猫の遺骨について~メモリアル~

遺骨を置く場所については、
■ペット霊園の合同墓地または個別墓地に埋葬する
■納骨堂に置く
■自宅の庭に埋葬
■部屋に遺骨を置く

※日本の法律では、自分が亡くなったとき、家族ねこの遺骨を一緒に棺に納めることに対する禁止はありません。
ただ、遺族が猫の骨を人間の墓地に埋葬することに抵抗を示すケースが多いため、
「ねこの遺骨と一緒に埋葬するのは違法」と誤解されていることが多いようです。

もちろん宗教や宗派によって、人間以外の動物の骨を墓地に置くことをタブー視するケースもあります。
また、猫の遺体を私有地(庭)に埋葬することに対する禁止もありません。
が、しかし、猫の遺体を埋める時は、最低でも50cmの穴を掘るようにしてください。

これより浅いと死臭がしたり、何かの加減で掘り起こされてしまう可能性があります。
体を包むのは布、木の箱などがいいです。
プラスティックや缶などだと、猫の体が土に還元されにくく、かえって不衛生になってしまう結果に。
また、伝染病で亡くなったときは火葬してから埋めるようにしてください。

公共の場である公園や森林などに猫の遺体を埋葬することは禁止されているので注意してください。

散骨に関しても不法投棄とみなされる場合があります。
散骨を希望する場合は法的な面をクリアすると共に、周囲の人の不快感を刺激しないよう細心の注意が必要です。

の「橋」

 

ネコちゃんは、この世を去りあの世の天国へいく手前にある「虹の橋」を渡ると言われています。

「虹の橋」には、お花畑のような草地や丘があって、仲間みんなで元気に走り、駆け回り、楽しく遊び、
そこには、豊富な食べ物や水やお日様の光があって、動物たちは、温かく心地よく幸せに過ごします。

病気になって亡くなっても、年老いて亡くなっても、そこでは健康になって元気な姿に戻ります。
また傷ついたり、不自由な体になった動物たちも元通りの元気な体になり若返り、力強い姿に戻ります。
動物たちはとても幸せで充実した楽しい日々を過ごすのです。

愛するペットが亡くなるとこの場所に行くと言われています。

ここでは、同じ親しい動物同士でとても楽しく遊んでいますが、少しだけ気がかりなことがあるといいます。

それは、愛してくれた特別な人、可愛がってくれた飼い主や残してきた人と会えなくて寂しいという気持ちです。

寂しくなったらお空の虹の橋から、あなたをそっと見守ってくれています。

天国の手前にあるという「虹の橋」で、いつか愛するペットと出会えたら、再会の歓びに満ち溢れ、
歓喜し、抱き合い、
そこには言葉はまったく必要ありません。

とうとう愛する人と出会えたのですから、その歓びをかみしめ、二度と離れることはないでしょう。

思いっきり抱きしめてキスをしてあげてください。

最愛の友としてずっとそばにいてくれて、仲良く一緒に虹の橋を渡って、天国に行くことでしょう。

ペットロスは誰にでも起りうること

愛猫が亡くなったショックは、はかりしれません!
可愛がって可愛がってずっとそばにいて当たり前の子がこの世からいなくなってしまった!
その事実がすぐには気持ちの上で受け入れがたく、悲しみのあまり、虚脱感や罪悪感、食欲不振や
不眠などに悩まされる「ペットロス」状態になることがあります。

 

しかし、思う存分悲しんで、猫への思いを馳せ、猫の思い出にひたり、自然と泣けて涙が出てしまいますが、
フロイトはこれを「悲しみの仕事」と名づけ、人が悲嘆を乗り越えるために必要不可欠な作業といっています。

 

「悲しみの仕事」を終えるまでには、通常、長ければ約1年ほどかかるといわれています。
この間、悲しみという感情は死の受け入れを経て、やがてゆっくりと浄化されていきます。

 

悲しみを受け止め、心の中で処理ができれば、やがて少しずつ心が安らかになり、一緒に暮らし、
自分を愛し、信頼してくれた家族猫への静かな感謝の気持ちが根づいていきます。

ペットロス~「悲しみの仕事」を助ける方法例~

■ペットとの思い出をたどる
猫の写真を整理する。猫との思い出や感謝の気持ちを書くなど。
けっして過去にとらわれることなく、幸せな思い出を整理することには心を癒す効果もあるといわれています。

■別のねことの生活を始める
新しい猫と暮らしだすことを「移り気」「薄情」ととらえないで、新しい猫との生活に前のねことの経験を活かすことが、前のねこに対するリスペクトにもなる。

■話を聞いてもらう

誰かに悲しみを訴え、聞いてもらうことには大きな効果があるといわれています。
身近に理解者がいない場合は、家族動物を失った人のメンタルケアを専門に行うペットカウンセラーの
サポートを利用する方法もあります。

ペットロス~最後に~

家族ネコをなくして悲しむ人に対する慰めの常套句はありません。
いえるのは、悲しみという感情を決して否定してはいけないということです。

そして、悲しむ人に対して、思いやりをもって共感を示してあげること。

たとえ「たかがネコくらいで」と感じることがあっても、悲しんでいる人にとっては
「心の骨折」といってよい程の、辛く激しい痛みなのだということを理解してほしいと切に願っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

~感謝を込めて~

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